株式会社 一榮食品

九州第1工場の概要 Factory overview

九州 第1工場



愛知で産声を上げた一榮食品は、商品の安定供給を目標として次なる製造工場を福岡の朝倉市に決定し、平成8年に第1工場の稼働を始めました。朝倉市は九州の物流の拠点である鳥栖に近い場所にあり、物流面での優位性だけでなく、広い敷地を確保するにも優れた場所となりました。第1工場は九州工場設立当初から包装を主体とした工場であり、時代とともに近代化を繰り返し、現在の品質管理にも対応しています。2024年現在、工場は豆菓子製造、逆ピロ包装、半自動計量、自動計量、手詰め包装の5つの製造ラインに分かれています。 九州支社の事務所は2024年にリニューアルされ、第1工場と同じ建屋に併設しており、工場との連携が密に取られ、新しい企画を製品化するための時間短縮にも寄与しています。

生産している商品

九州第1工場豆菓子製造
おつまみの定番である豆菓子の個包装パックについてご説明します。マス計量(容量の測定)によって1袋分ずつ計られた原料は、そのまま包装機で小さな個包装にされ、コンベアラインに流れていきます。コンベアの両端には平型包装機が10台、テトラ包装機が6台設置されており、それぞれ異なる商品を個包装します。これにより、コンベア上では様々な種類の豆菓子が混ざり、そのまま自動計量包装機に投入されます。既定の重量に計量、包装されて出荷されます。

九州第1工場逆ピロ包装
さきいかなどの柔らかくて細かい商品や、帆立など形の定まっていない商品は、熟練した従業員によってきれいに包装されます。おつまみの定番であるさきいかをはじめとして、九州工場内で製造された焼こあじや梅の駄菓子など、さまざまな商品が毎日包装されています。逆ピロ包装機はシンプルな包装機でありながら応用力が高く、さまざまな種類の商品や商品サイズの変更に幅広く対応しています。

九州第1工場自動計量包装
個包装された原料や柿ピー、ピーナッツなどの豆菓子は、自動計量包装機を使って最終包装をしています。計量、包装、内容量確認まで自動化された包装ラインは、少人数化はもちろん、多くの商品の包装を1日で可能にします。自動計量包装機には、完成した製品の重量を測定するオートチェッカー(製品自動計量秤)と金属検知機が併設されており、完成した製品の品質チェックを行っています。

九州第1工場手詰め包装
おつまみは多種多様で形も一定ではないため、自動計量包装が難しいものがあります。多くの商品が自動化される中で、手作業は様々な商品に対応できる万能な包装方法です。特に、柔らかい昆布や個包装の珍味を整然と並べたアソート商品などは、熟練した従業員の技によって作られています。

九州第1工場の設備

横ピロ個包装 単独横ピロ個包装機 4台                        
袋詰め 手受け自動計量器 2基  袋詰め作業台 2台 全自動包装機 2基
縦ピロ個包装 縦ピロ個包装機  平ピロ 10台 縦ピロ個包装機  テトラピロ 6台 全自動包装機 1台
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工場マップ

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