第4工場は平成23年にどら焼製造工場として稼働を開始し、当初は1つの製造ラインでしたが、現在では2つの製造ラインが稼働しています。食べきりサイズのどら焼は販売開始から15年になり、粒餡をはじめ、福岡特産の八女抹茶やあまおう、岡山特産の白桃を使った餡、チーズを使った餡など差別性のある商品を生産しています。現在ではどら焼エリアに加えて、真空個包装を高温高圧で加熱する深絞り包装機も2台設置され、製造と包装の両方を担う複合工場として稼働しています。
どら焼(個包装)
生地焼きから餡の投入、包装、重量確認まで自動化された製造ラインで、生産量を最大化して製造しています。どら焼の個包装内に窒素ガスと脱酸素剤を封入しているため、保存性に優れており、外袋を開封しても個包装を開封しなければ賞味期限までの保存が可能となりました。
深絞り包装商品
深絞り製品とは深型の表材に製品を入れて脱気して裏材を貼っていく包装方法です。脱気が可能で熱に強いフィルムを使用し、個包装後は特殊な釜で高温・高圧で加熱します。この工程の殺菌効果で未開封状態での長期保存が可能です。フィルムを通して水分の離散もなく、酸素にも触れないため、柔らかな食感と豊かな味わいが長く楽しめることも特長です。現在は主に第5工場で味付けされた大粒の帆立貝をこの工場で個包装にして出荷しています。
加圧加熱殺菌装置 | 深絞り自動個包装機2基 | レトルト釜1基 | 専用乾燥機1基 |
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どら焼製造ライン | 全自動どら焼製造ライン 2ライン | 全自動どら焼包装ライン 2ライン | 金属検知機・X線検知機 各2台 |